2021年09月07日
ラスト・池口岳
南アルプス南部、最終回は最南端の"池口岳"です。この山域では"光岳~池口岳の南側"の樹林帯は"大井川源流部・原生自然環境保全地域"に指定されている。全国に5ヶ所指定され、本州では唯一の指定地です、その他では北海道に2ヶ所で、斜里町の"遠音別岳(おんねべつだけ)"と新得町の"十勝川源流部"、他2ヶ所に離島で、"南硫黄島"と"屋久島"です。ここ大井川源流部は、国有林千頭営林署の管理地域で"人の活動の影響を受けることなく、原生の状態を維持している地域"でブナ優占種とする温帯落葉広葉樹林からハイマツ帯に至る。このように原生林が広がる貴重な地域です。ここへの登山は、ほぼ50数年前に静岡県境界を信濃俣遡行から歩いた後2019年5月同じクラブの仲間と伊那谷の"南信濃和田"から山頂を目指した、二日掛け山頂に至ったが、残念ながら光岳~池口岳の稜線の縦走は出来ずに終わった、今後は体力のあるうち是非ここを縦走したいものだ、いつの事やら・・・・・・・・・。













大井川源流部・原生自然保全地域



光岳~加加森山の稜線部

伊那谷~池口岳への登山ルート

Posted by トンボ at 18:15│Comments(0)
│ハイキング(県内)