2011年10月13日

読図の基本

10/9 (日)
SHC創立15周年記念山行は
台風の影響を受けた大井川流域の山々は
林道の崩壊で当初の計画を大幅に変更、
私たちCコースのメンバー14名は
南尾根から蕎麦粒山ピストンで
会で何回か歩いたホームグラウンド的な山
そこで、余裕時間を生かして
『地図で確認する癖をつけて』 と、リーダー。
実際の地形と見比べて、地図の読み方を体得




大札山北尾根の終了地点から
蕎麦粒山への尾根の最低鞍部にて
「ここは最も地図上、明瞭な場所です。」と、リーダー
尾根と谷、を等高線から見極めます










山で地図を読まない人、
山で地図を読めない人、
恥ずかしながら私がそうです
細かい線がのたくって分かりづらいし
幾度メガネを外したり掛けたりすることか
(遠くの山を見るに掛け、近くを見るには外し)
地図の等高線はバームクーヘンに見えてきます







これではいけないと分かっているのですが
読図が出来なくて不自由したことがなく
どこの山も赤布や、赤いペンキで矢印があり
地図と照らし合わせて現在地の確認しなくても
分岐には道標や案内板があるから頼りになります










もし、仲間とはぐれたら
もし、道標が間違っていたら
もし、リーダーが動けなくなったら
たちまち遭難者になってしまいます
救助を求めるにも現在地を説明できなければ
「こんな人、助けたくないねえ」と言われそうです


いくら山行回数を重ねても読図の基本が大事、
仲間について行けばよいという安易な考えは捨て
読図も山行の内。と、誰かの声が・・。




会報「やまびこ」表紙には2万5千図の地図名が出て
各自例会に持参することになっている

読図の技術を付けて
万一迷ったときも気づくのが早ければ
正しいルートへの復帰ができるからです
今回は地図に親しむよい機会です
コンパスを使い、
視界に入る地形や景色を意識しながら確認
ゆっくり歩く読図山行は有意義でした
  


Posted by トンボ at 19:37Comments(3)ハイキング(県内)