2023年08月08日
秘湯の湯2題・その1-2 (高天原温泉)( 太郎平小屋~雲ノ平~高天原温泉 )
<7月25日(火)の記録><天候:快晴><行程記録>・太郎平小屋 3:50 ~ 朝食 5:05---5:20 ~ 左股出会い ~ 休憩7:45(休み5分) ~ 薬師沢小屋 6:50(休み 32分) ~ 休憩 7:45(休み10分) ~ 休憩 8:45(休み10分) ~ アラスカ庭園 10:10(休み31分) ~ 奥日本庭園 1115(休み10分) ~ 雲ノ平山荘 11:46---12:21 ~ ロボット観測所 13:05(休み10分) ~ 休憩 14:18(休み10分) ~ 高天原峠 14:42(休み7分) ~ 高天原山荘15:50 (宿泊) 16:15 ~16:35 温泉( 内温泉・野天温泉 )17:00 ~ 高天原山荘17:30
<行動時間:12時間 ( 内休憩時間:160分 )><水平距離:11.6Km ><累積標高・登り:851m ・下り:1,056m >
<紀行> ・今日の計画は行動時間が12時間を超えている、その為早朝4時前に、小屋を出発した、朝食も弁当にしてもらう。今朝 最初のターゲットは、黒部源流の脇に立つ"薬師沢小屋"に向けて、水平距離約4.5km・標高差410mを下る行程だ、昨日眺めて下調べした限りでは、なだらかな木道ルートを予想したが、早朝の薄明りの中では、ただ重い荷物にあえぐだけだ。スタートから約1時間、草原の小広い場所で朝食タイムとした。早朝の"寿司弁当"は意外にに美味しく食欲も進んだ。食事の後、急坂をいっきに下る(標高差250m)と左股に合流した、暫くは薬師沢沿いの、笹やぶの登山道を進む、沢音の強弱を耳にしながら、3ピッチ少し急坂を下り切ると、"黒部源流"の脇に立つ"薬師沢小屋"に3時間で到着した。此処で暫しの休憩、雲ノ平への急登りに備えた。
薬師沢から水平距離1.75kmを一気に550m標高差を登る、今回唯一の急な登りだ、ただ下を向き一歩づつ足を運ぶ、時々メンバー1人の山野草の写真撮影が、タイミング良い息抜きになった。
小屋から3ピッチ(約3時間)を過ぎるころより、周囲の景観が変化、樹林も低木゛増加また見映えのする岩稜帯と木道が、雲ノ平に近づいた事を想像させた、そして"アラスカ庭園"と書かれた標識を観てほぼ急坂の登行が終了した事がわかった。
ここから雲ノ平山荘までは1.8km標高差86mのほぼ水平のルートだ、周辺の景観も"低灌木と岩稜帯や木道"、ほっとする眺望に疲れも感じない。
四周の山並みも、進行方向(西側)に鋭い山稜の"水晶岳(黒岳)"その右になだらかな山様の"鷲羽岳"振り向くとたおやかな大きな山容の"薬師岳"が、いつまでも見て居たい景色だ。
ここから歩くこと1時間30分、そろそろ飽きがくる頃大きな二階建てのハイカラな山小屋が目に入った、"雲ノ平山荘"のようだ、時間はほぼ正午予定より少し遅れて到着した。昼食を兼ね30分の大休憩をとる。
休憩をとり過ぎた為か、けだるい体をだましだまししながら"高天原峠"を目指す。山荘から300mの下りのはずが、地図には現れない"ロボット観測所"までの緩斜面、昼の陽光がつらい。観測所からほどなく樹林の急坂になる、暫く下るとルート上に"新鮮な熊のうんちに"遭遇し一同緊張する、変な鳴き声らしきものも聞こえる、自分達の存在を知らせる為"警笛"や"鈴"を駆使して急ぎ歩を進めた、無事この地を通過し14時40分待望の"高天原峠"に到着。いよいよ待望の秘湯"高天原温泉"も間近だ、峠から水平距離1.5km 標高差下り130m、緩斜面を下ると"湿原や池塘"が目の前に広がってきた。午後3時過ぎ周りは、薄く霧が立ち込め幻想的な雰囲気の原野が現れた、みんな一息入れながらスマホのシヤッターを押しながら休息をとる。そして午後4時前に、赤茶けた建物の山小屋"高天原山荘"に到着。
時間も押していた為、急ぎ支度して待望の温泉へ直行、20分だらだらの登山道を進むと、パット開けた沢に目的の掘っ立て小屋が現れた。
この温泉は"標高2100mに噴出する"単純硫黄泉"で浴槽は"混浴の野天と男女別の専用泉3槽"からなり、我々は早速男性専用泉に入り、2日間、急坂に耐えた疲れを癒した。
名残惜しい秘湯に別れを惜しみ、山荘こ戻り 風呂後の格別なビールを飲み、ランプの宿の夕食を堪能した。
















<行動時間:12時間 ( 内休憩時間:160分 )><水平距離:11.6Km ><累積標高・登り:851m ・下り:1,056m >
<紀行> ・今日の計画は行動時間が12時間を超えている、その為早朝4時前に、小屋を出発した、朝食も弁当にしてもらう。今朝 最初のターゲットは、黒部源流の脇に立つ"薬師沢小屋"に向けて、水平距離約4.5km・標高差410mを下る行程だ、昨日眺めて下調べした限りでは、なだらかな木道ルートを予想したが、早朝の薄明りの中では、ただ重い荷物にあえぐだけだ。スタートから約1時間、草原の小広い場所で朝食タイムとした。早朝の"寿司弁当"は意外にに美味しく食欲も進んだ。食事の後、急坂をいっきに下る(標高差250m)と左股に合流した、暫くは薬師沢沿いの、笹やぶの登山道を進む、沢音の強弱を耳にしながら、3ピッチ少し急坂を下り切ると、"黒部源流"の脇に立つ"薬師沢小屋"に3時間で到着した。此処で暫しの休憩、雲ノ平への急登りに備えた。
薬師沢から水平距離1.75kmを一気に550m標高差を登る、今回唯一の急な登りだ、ただ下を向き一歩づつ足を運ぶ、時々メンバー1人の山野草の写真撮影が、タイミング良い息抜きになった。
小屋から3ピッチ(約3時間)を過ぎるころより、周囲の景観が変化、樹林も低木゛増加また見映えのする岩稜帯と木道が、雲ノ平に近づいた事を想像させた、そして"アラスカ庭園"と書かれた標識を観てほぼ急坂の登行が終了した事がわかった。
ここから雲ノ平山荘までは1.8km標高差86mのほぼ水平のルートだ、周辺の景観も"低灌木と岩稜帯や木道"、ほっとする眺望に疲れも感じない。
四周の山並みも、進行方向(西側)に鋭い山稜の"水晶岳(黒岳)"その右になだらかな山様の"鷲羽岳"振り向くとたおやかな大きな山容の"薬師岳"が、いつまでも見て居たい景色だ。
ここから歩くこと1時間30分、そろそろ飽きがくる頃大きな二階建てのハイカラな山小屋が目に入った、"雲ノ平山荘"のようだ、時間はほぼ正午予定より少し遅れて到着した。昼食を兼ね30分の大休憩をとる。
休憩をとり過ぎた為か、けだるい体をだましだまししながら"高天原峠"を目指す。山荘から300mの下りのはずが、地図には現れない"ロボット観測所"までの緩斜面、昼の陽光がつらい。観測所からほどなく樹林の急坂になる、暫く下るとルート上に"新鮮な熊のうんちに"遭遇し一同緊張する、変な鳴き声らしきものも聞こえる、自分達の存在を知らせる為"警笛"や"鈴"を駆使して急ぎ歩を進めた、無事この地を通過し14時40分待望の"高天原峠"に到着。いよいよ待望の秘湯"高天原温泉"も間近だ、峠から水平距離1.5km 標高差下り130m、緩斜面を下ると"湿原や池塘"が目の前に広がってきた。午後3時過ぎ周りは、薄く霧が立ち込め幻想的な雰囲気の原野が現れた、みんな一息入れながらスマホのシヤッターを押しながら休息をとる。そして午後4時前に、赤茶けた建物の山小屋"高天原山荘"に到着。
時間も押していた為、急ぎ支度して待望の温泉へ直行、20分だらだらの登山道を進むと、パット開けた沢に目的の掘っ立て小屋が現れた。
この温泉は"標高2100mに噴出する"単純硫黄泉"で浴槽は"混浴の野天と男女別の専用泉3槽"からなり、我々は早速男性専用泉に入り、2日間、急坂に耐えた疲れを癒した。
名残惜しい秘湯に別れを惜しみ、山荘こ戻り 風呂後の格別なビールを飲み、ランプの宿の夕食を堪能した。
概要図 -2 太郎平小屋 ~ 薬師沢小屋

概要図 -3 薬師沢小屋 ~ 雲ノ平 ~ 高天原温泉

雲ノ平の入口 "アラスカ庭園"

ハイカラな二階建の雲ノ平山荘











