2021年08月28日
聖岳は遠い
BSプレミアムの朝7時45分の放映も2週間、深南部~安部奥~南アルプス南部と続いたシリーズも8月27日最南端"池口岳"で終了した。このブログでの紹介も、あと3回程度で終了かな。今日は赤石岳から聖岳へのルートの紹介だ。このルートは百閒洞小屋から始まり、大沢岳~中盛丸山~兎岳(小兎も含め)~聖岳~聖平と激しいアップダウンの連続だ。思い出すのは聖平の花畑でアザミから始まり、特に"ニッコウキスゲ"の群落はすごかった、今は遠い昔だ、鹿害によりこれらの芽がことごとく食料として食べられ、場所によっては山肌が裸地化してしまっている。これらの変化を防ごうと、かなり前から防護柵の設置などで少しは元に戻るよう努力されている。このような自然を保護活動を見るにつけて、"リニヤモーターカー"の南アルプス南部基部のトンネル工事による自然破壊の結果が心配される。聖平の鹿害対策は、此処のみでなく、塩見岳の塩見小屋周辺、茶臼小屋周辺、荒川岳の花畑などを毎年防護網の設置や、裸地防止などを20年以上、県や高山植物保護団体などのメンバーで活動が行われている、自分も何回か活動に参加しているが今は体力的にも少し無理のようだ。













