2024年02月05日

ヒマラヤ・クーンブ山群トレッキング報告・その2 ( カトマンズ・ルクラ~パクディン )

序章・計画~
  誘いの声掛けから、数ヶ月、何も調査できないうちあっという間に、12月出発の月になってしまった。ずっと思い描いていた”ヒマラヤトレッキング”が間もなく実現するんだと思うと、年甲斐もなく興奮する、少しの登山用品と、下着類を新調してそれなりの準備。
  たしか30数年前”タイに赴任中”友人と正月旅行でネパール、に行ったはずだ(後で調べたら’1990/12~1991/01にカトマンズに旅行)。

わくわくしながらも、日常の多忙にかまけ、何もできないうち、毎日が過ぎてしまった。またスケジュールや航空券手配、保険などの諸事項は、同行する”Moさん、Haさん”におんぶにだっこでした、感謝に堪えない。  そして出発当日、12月28日(木)島田駅発15時過ぎの電車で、羽田空港近辺のホテルに向かった。
師走で喧噪の品川駅から京浜急行を乗継、今日の宿にチックイン、やっと一息ついた。
  翌12月29日早朝、ホテル調達の空港築港バスで羽田空港へ、コロナ後の国際線、わくわくしながら各種手続きを行い、買い忘れた小物を調達し、9時過ぎ飛行機に乗り込み、香港へ向かう、アットゆう間に昼過ぎの香港へ。乗継の多い香港空港は年末旅行でにきわう、人波であふれかえっていた、乗り継ぎ待ち時間は約5時間。

いよいよカトマンズへ、夕刻の19時、キャセイ603に身を託す、興奮しながらも、暗い機内で少し仮眠出来た。現地時間23時(時差 3:15)、カトマンズ・トリプバン空港に到着、出迎えの人並の中にガイドを探す。
”顔を知っているのは、Moさんだけ”、数分探すだけで迎えの花輪を携えた、ガイドと合流 せわしなく、迎えの車に乗り込み今夜のねぐらに向かった。街は深夜というのに多数の人に溢れていた。( 30数年前とは雲泥の差だ )
  午前1時過ぎ、ホテルに到着 トレッキングの正式の契約と明日の計画を聞き、やっと到着の初日は完了した。


●トレッキング紀行
12月 30日(金)トレッキング初日、緊張している為か、4時の起床も気にならず、素早く着替えトリプバン空港に向かう。
天候に左右されやすい”19人乗りのセスナ”への乗車手続きを済ます、同乗者は”オーストラリアのツアー客”ほか数名、”天候は良好何とか無事飛んでくれ”と祈るように待つこと1時間 Summit Air 301は、7時30分ルクラへ飛び立った。30数分の飛行で、白銀の峰を垣間見たり、山間部に点在する村落を観たり、せわしなくカメラを駆使した。
そして憧れの”ルクラ”へ、着陸と同時に周辺の景観は変化、”ヒマラヤヒダ”高峰が眩しい。
やっと来たんだと、寒さも忘れ一人で興奮しまくっていた・・・・・・。
  トレッキングのスタートは、空港前のレストハウスで一息つき、我々の興奮を一時和らげてから、開始された。
  まずはルクラの街並みを見ながら、途中日本人経営の店で、履物を購入した(ロッジで活用する履物)。

  快晴、日差しは強く暑いくらいだ。師走で標高3,000m近くというのに、緯度が低いため(奄美大島と同じくらい)周囲の景色は日本の初冬の里山のようである。
  「エベレスト街道」の名前の由来は、通常の登山道ではなく、ルクラからエベレストの麓まで続く沿道住民( 多くは農民やトレッカー相手のロッジのオーナーなど )の生活道として使われてきたもの。そのため道幅は大人が3人~6人並んで歩けるほどの綺麗な石畳や大きな岩のゴロゴロした道が続く。
  このルートはネパールでも一番人気のトレッキングコースで、世界中からの多くのトレッカーで賑わっている。

  トレッカーの他物資運搬のポーター、ゾツキョ( 雌のヤクと雄の牛の合いの子 )や馬が激しく往来し、また街道上の大量の糞を踏まないように歩かなければならず、結構時間がかかる、またこの時期は乾燥しているので、砂埃に混ざり糞が飛散している。
  トレッカー初日で、ガイドも様子見の為、45分ピッチで穏やかな歩行を提供してくれた、途中樹幹の白銀の名も知れぬ高峰を目に出来た。

「入山管理所」のゲートを通過すると、エベレスト街道の開始である、ここでルクラの集落は終了。
ドゥード・コシ河まで約200mの急坂を下る( 最終日にここを登ると思うとゾッとする )、空港から見え隠れする高峰は”コンデリ峰” ”クーンビラ峰”(ガイドの説明)と言うらしい。
川沿いの集落を2つ位、吊り橋を渡り順調にピッチを刻み、午後13時50分”バクディン( 2,652m )”入口のロッジに到着、初日の宿に到着した約5時間の行動時間だ、少し荷物を持ち過ぎた為明日はポータに荷を少し移そう。
夕食にはネパールの常食、ダルバート( 長流米とマメスープ )を食べたが、疲れのためか2~3口食べだけで食欲は進まなかった。























































      








その2は此処まで、その3は明日ご期待を‼‼‼















  


Posted by トンボ at 13:38Comments(0)海外旅行