2012年11月26日
面を打つ

島田市在住の大塚亮治氏は、
能や狂言の面に限らず、
創作面という新しい道を
切り拓いた能面師。彫刻家。
「私たちはSHIMADIAN・11月講座」は大塚亮治氏のお宅訪問し、能面打ちの技術を拝見して、その歴史や魅力を学習。



顔に面を付ける。のではなく、「面を掛ける。」 と言う。


般若の歯は金の総入歯。この怖い顔が女性とは!!


独学から面打ちを始め、
伎楽面から創作面まで想いのこもる表現の数々。
白馬のたて髪で作ったという翁のヒゲ。




面を作る、彫る、と言わず、 「面を打つ。」


なぜヒノキか。 軽い。削りやすい。弾力性がある。


年輪の目は規則正しくぎっしり詰まっている


般若の目玉。 天然ニカワを使用




↓ 作品集・「面の世界」出版


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大塚氏は居合道の師範でもあり、
ご自宅玄関前のブロンズ像。

舞台面、飾り面、木彫など、
作品は多岐にわたっている。
〓 お知らせ 〓
ひま研究所 能狂言面展 ・大塚亮治面打教室作品展
※入場無料
日時:2012年11╱29(木)~12╱5(水)
会期中無休 10時~17時(初日 13時~・最終日~16時)
会場: 島田しずぎんギャラリー四季(静岡銀行島田支店3F)
Posted by トンボ at 18:40│Comments(0)
│島田の彼是