2010年03月15日
みのる座-⑥


3/11(木) 放送の画像

78歳。 白髪の山田監督
髪の毛が真っ黒だった若い頃、島田みのる座経営者の父、修平さんと
御縁があり、お互い映画青年同士意気投合し語り合ったという
トークショーでは監督と来場者たちとの間で活発な質疑応答が行われたり
島田がロケ地「母べぇ」では出征兵士を見送る大事なシーンなので命がけで撮ったこと
撮影する前、映画は大勢で作る芸術 「山田組の一員」 となって、
皆さん(エキストラ)理解してくれていた
武士の一分でキムタクが起用された理由、なぜ、ロケ地を島田に選んだのか、
また、「虹をつかむ男」でモデルは修平さんなのに映画館は徳島県でロケしたが
みのる座を使わなかった理由などの質問に答えた
山田洋次監督作品、「おとうと」 はベルリン国際映画祭で特別功労賞を受賞、それについては
清く正しいイメージの吉永小百合さんと、一見粗野だけどキレイな心を持っている笑福亭鶴瓶さん
この二人だからこそ出せる“姉弟の絆”を撮ることが出来たと思う。と、語る監督
家でDVDで観賞する人が多いけど、映画は本来みんなで観て、
一緒に笑ったり泣いたりしながら観るものです・・とも
最後に
50年前、こんな瞬間を迎えるのを想像しただろうか 感慨無量です
映画界を代表して おつかれさま と言いたいです ・・と監督
監督の言葉に目頭をおさえている人もいました